甘いものがやめられない…それってホルモンのサイン?

「生理前になると、どうしてもチョコがやめられないんです」

妊活中なのに、「また食べちゃった」と罪悪感を抱いてしまう——。
そんな経験、ありませんか?

甘いものを欲するのは、意志が弱いからではありません
実はそれ、ホルモンバランスや自律神経のサインであることが多いのです。

「やめたいのにやめられない」気持ちの裏側

わたしのもとにも、こんな相談がよく届きます。

「食べすぎると分かっているのに、手が止まらない」
「排卵期や生理前になると甘いものがないと落ち着かない」
「妊活中だから控えたいのに、ストレスで余計に食べたくなる」

・仕事や家事で疲れたときについ甘いものを
・夜、ひとり時間になるとスイーツに手が伸びる
・「頑張ったご褒美」として甘いものを口にしてしまう

多くの人が同じように感じています。
そしてそれは、あなたの体が助けを求めているサインでもあるんです。

ホルモンと甘いもの欲求の深い関係

甘いものが欲しくなる理由には、ホルモンのリズムと自律神経の働きが関わっています。

まず、排卵後から生理前にかけて分泌が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)
このホルモンには、体温を上げて代謝を促す働きがある一方、血糖値が下がりやすくなる傾向があります。
そのため、「甘いものを食べてエネルギーを補いたい」と体が自然に反応するのです。

さらに、ストレスが強くなると、コルチゾール(ストレスホルモン)*増加し、
一時的に血糖値を上げようと脳が“甘いものスイッチ”を入れてしまいます。

つまり、「甘いものを食べたい」という欲求は、
体がエネルギーと安心を取り戻そうとしている信号

我慢で抑え込むのではなく、
「体が今、何を伝えようとしているのか」を感じ取ることが大切です。

“整える”視点でできる、甘いものとの上手な付き合い方

  1. 朝食に“たんぱく質”をプラスする
     卵・豆腐・納豆・味噌汁など。
     血糖値の急上昇を防ぎ、日中の甘いもの欲求をやわらげます。
  2. 生理前は“甘いものOK期間”と決めておく
     完全に我慢しようとすると、反動で食べすぎてしまうことも。
     あらかじめ「この時期は少しゆるめに」と自分に許可を出しましょう。
  3. “食べるシーン”を整える
     TVを見ながらではなく、
     お気に入りの器に盛って“味わう時間”を作ると、満足度が上がります。
  4. お腹を温めて“安心”をつくる
     甘いもの欲は、冷えや緊張のサインでもあります。
     白湯や湯たんぽでお腹を包み込むと、自然と落ち着くことがあります。
  5. 「食べちゃダメ」ではなく「どう食べよう?」に変える
     和菓子を少量にしたり、果物やさつまいもで代用するのもおすすめ。
     選ぶ工夫が「我慢」よりも心を穏やかに整えてくれます。

甘いものを求める心は、“安心を求める心”

「甘いものを食べたい」という気持ちは、
実は“安心したい癒されたいという心のサイン。

だから、ただ制限するよりも、
その気持ちを優しく受けとめてあげることが、
ホルモンのリズムを整える一番の近道になります。

“整える妊活”とは、自分を責めない妊活でもあります。
甘いものを口にする時間も、
「体がわたしを守ってくれている」と思ってみてください。

その小さな意識の変化が、
きっと心と体をやわらかくつないでくれるはずです。

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